2024-02-01から1日間の記事一覧
<注4>この様な比丘が、殺人を犯したならば、パーラジカであり、動物を殺した場合は巴吉帝亜である。しかし、サーマネラは、殺生すれば、一律に滅擯となる。。
滅擯事の前5条は、殺生、不与取、非梵行、虚妄語と飲酒であり、又、サーマネラの戒律の前5条でもある。。。。。。 具足戒の比丘が、もし、殺生等の戒律に違反したならば、それぞれ別々の、異なる条項の罪となるが、サーマネラの戒の条項では、別々の罪とし…
<注3> ここでの “比丘たちよ。私は、十支を具足するサーマネラを滅擯する事を許す。“ は、”カンダカ学処” で言われる所の、3種の滅擯の中の形相滅擯、と言う意味である。。
《律蔵》の義注である《普端厳》では、3種の滅擯に触れている: 共住滅擯(samvāsanāsana)、…………… 形相滅擯(linganāsana)<注3>と、……… 処罰滅擯(dandakammanāsana)である。。。。。。。 形相滅擯とは、サーマネラの身分を失う事を言う。即ち、パーラ…
“比丘たちよ。。。 私は、十支を具足するサーマネラに対して、滅擯する事を許す。。。。。。 (その十とは) 殺生、不与取、非梵行、妄語、飲酒、仏への誹謗、法への誹謗、サンガへの誹謗、邪見、比丘尼を汚す事である。。。。。。 比丘たちよ。。。 私は、十…