南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『智慧の光』(13-7/8/9/10)<K氏依頼分>

欲貪有速行想蘊:1.依処(5=46)は因。想蘊は果。2.目標(新しい生命)は因。想蘊は果。3.A.有分意触(34)は因。想蘊は果。B.速行意触(20ー想=19)は因。想蘊は果。4.不如理作意(12)は因。想蘊は果。…………………………………………       欲貪有速行行蘊(思:1番目の解説法。)1.依処(5=46)は因。行蘊は果。2.目標(新しい生命)は因。行蘊は果。3.A.有分意触(34)は因。行蘊は果。B..速行意触(20ー思=19)は因り行蘊は果。4.不如理作意(12)は因。行蘊は果。。……………………………………………………………  欲貪有速行行蘊(残りの17の心所:二番目の解説法。(1)、(2)、(3A)と(4)は、一番目の解説法と同じである。3B、その他の三個の名蘊は因、行蘊は果。…………………………………………………………………………欲貪有速行識蘊:1.有分意触(34)は因。識蘊は果。2.名色は因。識蘊は果。3.不如理作意(12)は因。識蘊は果。“名“とは、相応する19個の心所を指す。“色“は依処色と所縁色を指す。二番目の欲貪有速行受蘊:1.依処(=46)は因。受蘊は果。2.目標(新しい生命)は因。受蘊は果。3.A.有分意触(34)は因。受蘊は果。

B.一番目の速行意触(20)は因。受蘊は果。C.二番目の速行意触(20ー受=19)は因。受蘊は果。4.不如理作意(12)は因。受蘊は果。。…………………………………………      注:前に生じた速行が、後に生じる速行を支援する。言い換えれば即ち、前生心は無間縁力で以て、後生心を支援するのである。故に、一番目の速行は二番目の速行の因(3B)とされる。その他の名蘊と速行心についても、同様である事を知らねばならない。。………………………………        ★願以此功徳、早日証得涅槃楽!