Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『智慧の光』<K氏依頼分>PDF版について

昨日、【 『智慧の光』<K氏依頼分> 】の和訳が完了しました。今後、依頼者のK氏よりPDF版が作成される予定です。現在、K氏多忙につき、PDF版の公開日時は未定ですが、作成なりましたら、WEB<菩提樹文庫>にて公開されます。よろしくお願いいたします。。 …

『智慧の光』(13-11)<K氏依頼分>最終回!

【要点】諸々の因の識別を開始したばかりの禅修行者は、この心路過程を識別するのに困難を覚える。このことが原因で、彼は名、色、因と果の諸々の行法の相、作用、現起と近因を識別した後で、それらを識別してもよい。この心路過程において、意門心路過程は…

『智慧の光』(13-5/6)<K氏依頼分>

意門転向識蘊には、二個の現在因がある:1.名色は因、識蘊は果。(ここにおいて、“名“とは11の心所を指す。“色“とは依処色と所縁色を指す。)。2.有分意触(34)は因、識蘊は果。欲貪には速行(欲貪清明速行)の中の五蘊が有る。1.色蘊は心臓の中にある依…

『智慧の光』(13-7/8/9/10)<K氏依頼分>

欲貪有速行想蘊:1.依処(5=46)は因。想蘊は果。2.目標(新しい生命)は因。想蘊は果。3.A.有分意触(34)は因。想蘊は果。B.速行意触(20ー想=19)は因。想蘊は果。4.不如理作意(12)は因。想蘊は果。………………………………………… 欲貪有速行行蘊(思…

『智慧の光』(13-3/4)<K氏依頼分>

他にもう一点説明する。意門転向(12)名法の中にも、触が有る。それは意門転向意触である。唯一、触をば、目標としている所の、新しい生命と識を一つに連結する時にのみ、意門転向名法は生起する。(引き続き解説する分析法もまた同様である。) 故に、列挙し…

『智慧の光』(13-1/2)<K氏依頼分>

【意門転向受蘊】(意門の名法への転向は、ただの唯作心であり、果報名法ではない。故に、過去因によって引き起こされる訳ではない。意門の名法への転向には、過去因はなく、ただ現在因があるのみである事に注意する事。)………………………………三個の現在因がある:…………

『智慧の光』(12-4/5/6)<K氏依頼分>

【もう一つ別の例】過去世の臨終速行心の目標を識別する時、例えば、出現したのが、仏塔に食べ物を供える業であるとしたら、食べ物を布施する時の色相の四界を識別した後、更に一歩進んで、名色法を識別する。特に、心所依処及び有分心を識別しなければなら…

『智慧の光』(12-3)<K氏依頼分>

【一人の禅修行者の例】更に分かりやすく説明する為に、こ五では、一人の禅修行者の例を挙げる。過去の臨終の時まで遡って探求した所、彼女は、一人の比丘に果物を布施した業が、有分心の間に出現するのを見た(即ち、臨終速行心の目標)。果物を布施した時の…

『智慧の光』(12-1/2)<K氏依頼分>

【第11章:縁起第五法】善意王女が過去に発した願。…………………………………………………… 無明、愛、取、行と業を、更に理解しやすくする為に、ここでは、コーサラ王(KingKosala)の娘善意王女(Princess Sumana)が、過去において発した所の願について、述べる。観慧仏(Vipa…

『智慧の光』(11-4)<K氏依頼分>

(原稿P20)彼は初禅から出た後、法所縁に属する所の“ジャーナ名法“を観察する。その後、彼は又、逐一、その他三個のジャーナから出定した後、第二、第三及び第四のジャーナの名法をそれぞれ個別に観察しなければならない。その後、《中部注》の中に書かれてい…

『智慧の光』(11-1/2/3)<K氏依頼分>

(原稿P19)【第七章:四界分別観】………… ……………………………………………………“推進“(の作用)識別の始め………… 一、全身の頭部から足までの、12種の性質を非常に明確に識別出来る様になったならば、あなたは以下の順序に従って、それらを、再三再四識別しなければならない。己…

カブキ

四季咲き中輪バラ。名前は《カブキ》。大木の下に植えて、成長が悪くなっていたのを、鉢に植え換えて養生した所、今年、立派な蕾がつきました。蕾を鹿に食べられない様に、朝、庭に出して、夜は家に取り込む <門限付き箱入り娘> です。

『智慧の光』(10-3/4/5)<K氏依頼分>

こうした事から、仏随念の修行を始める前に、必ず、先に仏陀の像をイメージしなければならない。そうでなければ、我々は、阿羅漢等の特質は、誰に属するのかを知る事が出来ないではないか?……………………………… 仏陀の時代の人々は、仏陀の真正の容貌を観ずる事が出…

『智慧の光』(10-1/2)<K氏依頼分>

二、仏随念 慈心の修行に成功した後、あなたは容易に仏随念の修行に転換する事が出来る。再度、白遍によって、第四禅の定力を育成し、光が明るいものに変化した時、それをば、敬意を策励する事のできる仏像に向けて照らす。これは、慈心の修行をしている時に…

『智慧の光』(9-1)<K氏依頼分>

(原稿P18)【訳注】…………………………………………………………………………31=ある種の人々は、北伝の“五停心観“に基づくのが、好きである。その為、慈心の修習(MtãBhãvanã)が、“慈心観“に変化してしまっている。しかしながら、上座部仏教に基づけば、慈心を育成する業処は止に属し…

『智慧の光』(8-6/7)<K氏依頼分>

この、無辺世界の一切の有情を遍満する所の、強くて力のある慈心は “遍満“ (vipphãra) と呼び、又の名を“無量“ (aparimãna)とも言う。即ち、慈無量心である。“彼はこの有情には慈愛があり、あの有情には慈愛がない。“ という限界はすでに突破された。もし、…

『智慧の光』(8-3/4/5)<K氏依頼分>

(原稿P17)義注では、如何にして慈心の熟練を練るかという事について、以下の様な提言がある:農夫が田畑を耕す時、彼は先に真ん中の小さな花土地から耕す。その後に、徐々に、少しずつ、耕す面積を広げて行き、最後に田畑全体を整地する。 …………同じ様に、先…

『智慧の光』(8-1/2)<K氏依頼分>

【慈(心)の無制限と制限付きの遍満】限界を突破した後で初めてあなたは、五種の“無制限遍満慈(心。以下同様)“(anofhiso phara@oa mettãママ) 及び七種の “制限付き遍満慈“(odhiso pharãoã mettãママ)の修行に転換する事が出来る。未だ限界を突破していない段階…

『智慧の光』(7-1/2/3)<K氏依頼分>

(原稿P16) ………………………………………… 限界突破……………………………… その後、あなたは更に進んで、限界突破(sãmã sambhedaママ)の修習を実践しなければならない。sãmãは限界、sambhedaは突破。限界とは何か?ある人に慈愛を散布する事は出来ても、もう一人の別の人には出来ない…

『教海覚舟』《業》の翻訳をお待ちの方へ

現在、【『智慧の光』<K氏依頼分>】に鋭意、集中して、日訳に励んでいます。。。…………………… 『教海覚舟』&《業》の訳文を読みたい読者の方は、もう暫くお待ち下さい。。………………… 予定では、7月上旬又は中旬頃に、『智慧の光』の翻訳を終え、それより先は、…

『智慧の光』(6-11)<K氏依頼分>

これでも上手く行かない場合、あなたは慈心の11の長所(功徳)を省察し、これによって、己の訓戒とするべきである。以下の様に反省する:“もし、慈心を修習する事を通して、それらを獲得しようとしているならば、己の嫌いな人に対して、怒る事が出来様か?“…

『智慧の光』(6-10)<K氏依頼分>

もし、この方式で以て省察しても尚、ジャーナを証得する事が出来ないならば、あなたは、あなたの嫌いな人に悲心を起こさなければならない。何故であるか?と言うのも一切の衆生は、老い、病、死から逃れる事が出来ないが故に。もし、この人が未だ凡夫(puthuj…

『智慧の光』(6-8/9)<K氏依頼分>

(原稿P15)あなたの嫌いな人に対する慈心の修習………………………………………………………………………… あなたは、あなたの嫌いな人に対して、まずは一体、どの様な対象を、慈愛を散布する人物として選ぶのか?……………………………… まずは、あなた自身がその人に対して、ただ少しばかりの怒り…

『智慧の光』(6-6/7)<K氏依頼分>

もし、“この善き人に内心の痛苦がない様にと願う。“の方式で以て、有情の概念に専注する事が、一時間を超えるならば、尋、伺、喜、楽、一境性の五禅支が鮮明に、心に顕現する。即ち、初禅の証得である。この時、もし、あなたが、以前に白遍を修習して、第四…

『智慧の光』(6-5)<K氏依頼分>

禅定の光を、一人の、あなたが敬愛する所の、あなたと同じ性別の、生きた人物に向けて光り照らし、その後に、下記の如くに、彼(彼女。以下同様。)に向けて慈愛を散布する:Aya@sappuriso avero hotu, abyãpajjho hotu, anãgho hitu, sukhã attãna@ parihar…

『智慧の光』(6-3/4)<K氏依頼分>

(原稿P14)この時、もしあなたがすでに、白遍の第四禅の五自在に熟練しているならば、あなたは簡単に慈心ジャーナ(mettā jhāna) を証得して、慈心を成就する事が出来る。これは、白遍の第四禅の親依止力(upanissaya satti 近依止力)が慈心の効果を高めるが故…

『智慧の光』(6-1/2)<K氏依頼分>

第六章:四護衛業処 個人を対象にした慈心ジーャナ…………………… 今夜は、四種の護衛の業処の解説をする。即ち、慈心の修習(注31)、仏随念、不浄の修習及び死随念である。慈心を修習したいならば、先に、どの様な種類の人間が禅修行の対象として相応しいか、又は…

『智慧の光』(5-12)<K氏依頼分>

(原稿P13)【推奨するべき最後の修行】ここまでにおいて、八定全てを解説した。上に述べた四無色定は地遍を入口とし、その後の限定虚遍以外、あなたは残りの八遍?ママから入門して八定を証得しなければならない。十遍八定を成功里に修行し終えた後、もし、神通…

『智慧の光』(5-10/11)<K氏依頼分>

識無辺処禅(vi@ãoã@cãyatanajhãna)を修行する時、あなたは空無辺処禅心の不存在を目標に取らなければならない。同じ一つの心識刹那の中において、二個の心識が存在する事は出来ない。空無辺処禅心は、無辺虚空を縁として、それを目標に取るが、識無辺処禅…

『智慧の光』(5-8/9)<K氏依頼分>

無色定 あなたは引き続き、四無色定に転換して、修行する事ができる。先に、あなたは色(rãpaママ)に対して厭離(厭い離れる事)を感じなければならない。色に対して如何にして厭離を感じるのか?…………………… あなたは96種の疾病が、身体に生起する事を思惟しなけ…