南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『智慧の光』(5-12)<K氏依頼分>

(原稿P13)【推奨するべき最後の修行】ここまでにおいて、八定全てを解説した。上に述べた四無色定は地遍を入口とし、その後の限定虚遍以外、あなたは残りの八遍?ママから入門して八定を証得しなければならない。十遍八定を成功里に修行し終えた後、もし、神通(abhi@ã)を修習したいのであれば、あなたは地遍から白遍までの、14種の御心法を修習しなければならない。例えば順禅又は飛び禅等等。………………………………………………………………《護象本生経》の記載に基づけば、護象は、ただガンジス河をチラリと見るだけで、ジャーナを証得する事が出来た。何故彼はこの様な事が出来たのであろうか?それは彼の過去世の波羅蜜の支えによるのである。今、あなたも又、不断に禅の修行を実践して、波羅蜜を育成しなければならない。それはあなたが今生において、殊勝なる道果智を証得し、煩悩を断じ除き、生死輪廻から解脱する支えになるものである。。    ★願以此功徳、早日証得涅槃楽!