南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『智慧の光』(8-1/2)<K氏依頼分>

【慈(心)の無制限と制限付きの遍満】限界を突破した後で初めてあなたは、五種の“無制限遍満慈(心。以下同様)“(anofhiso phara@oa mettãママ) 及び七種の “制限付き遍満慈“(odhiso pharãoã mettãママ)の修行に転換する事が出来る。未だ限界を突破していない段階で、あなたが“一切の有情………“の方式で慈愛を散布しても、慈心ジャーナを証得する事はできない。…………………………………………………………………………五種の、制限付き遍満慈の対象は:一切の有情(sabbe sattā)。一切の有息者(sabbe pāoā)。一切の生物(sabbe bhātā)。一切の個人(sabbe puggalā)及び一切の命有る者(sabbe attabhāvapariyāpanna)。注35。。。。    七種の制限付き遍満慈の対象は即ち:一切の女性(sabbā itthiyo)。一切の男性(sabbe purisā)。一切の聖者(sabbe ariyā)。一切の凡夫(sabbe anariyā 一切の非聖者。)。一切の天神(sabbe devā)。一切の人(sabbe manussā)。一切の悪道の衆生(sabbe vinipatikā)。ここにおいて言う所の、“制限“(odhiso)とは、どの様な種類の衆生であるかを、指定、限定している事を指す。…………………………………………………………………………先に、“一切の有情に仇敵がない様に願う。内心の痛苦がない様に願う。身体上の痛苦がない様に願う。愉快で己を大切にし、己を尊重する様に願う。“というこの四種の方式によって慈愛を育成する。。。  ★願以此功徳、早日証得涅槃楽!