Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

安心立命ここにあり

2月になりました。。。。。。。 先月75歳になり、いよいよ後期高齢者、突入です。。。。。。。。。 75歳まで生きて来て、良かった事………………… もうダントツに、ゴーマタ仏陀の説く《アビダンマ》に出会えた事です(+無常・無我を観察、直接知覚する為の修行方法…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(24-6)(私家版)

(前5条の)学処(を違反した)サーマネラは、もしその間違いを認め、且つ改めて戒を受けたいという希望を表明するならば、新たに戒を受け、(戒師との)依止関係を回復しなければならない。。。。。。。。。 もしサーマネラが自制せず、何度も過失を犯すなら…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(24-5)(私家版)

言い換えれば即ち、もし、前5条の中のどれか一条でも違反したならば、サーマネラはその身分を失う。。。。。。。 それは三宝への帰依、戒師への依止は、完全に失効した事を意味する。。。。。。。 彼はサンガの住居に住まう資格はなく、ただ外形的に出家の…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(24-4-1)(私家版)

<注4>この様な比丘が、殺人を犯したならば、パーラジカであり、動物を殺した場合は巴吉帝亜である。しかし、サーマネラは、殺生すれば、一律に滅擯となる。。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(24-4)(私家版)

滅擯事の前5条は、殺生、不与取、非梵行、虚妄語と飲酒であり、又、サーマネラの戒律の前5条でもある。。。。。。 具足戒の比丘が、もし、殺生等の戒律に違反したならば、それぞれ別々の、異なる条項の罪となるが、サーマネラの戒の条項では、別々の罪とし…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(24-3-1)(私家版)

<注3> ここでの “比丘たちよ。私は、十支を具足するサーマネラを滅擯する事を許す。“ は、”カンダカ学処” で言われる所の、3種の滅擯の中の形相滅擯、と言う意味である。。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(24-3)(私家版)

《律蔵》の義注である《普端厳》では、3種の滅擯に触れている: 共住滅擯(samvāsanāsana)、…………… 形相滅擯(linganāsana)<注3>と、……… 処罰滅擯(dandakammanāsana)である。。。。。。。 形相滅擯とは、サーマネラの身分を失う事を言う。即ち、パーラ…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(24-2)(私家版)

“比丘たちよ。。。 私は、十支を具足するサーマネラに対して、滅擯する事を許す。。。。。。 (その十とは) 殺生、不与取、非梵行、妄語、飲酒、仏への誹謗、法への誹謗、サンガへの誹謗、邪見、比丘尼を汚す事である。。。。。。 比丘たちよ。。。 私は、十…