Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

安心立命ここにあり

2月になりました。。。。。。。        先月75歳になり、いよいよ後期高齢者、突入です。。。。。。。。。                 75歳まで生きて来て、良かった事…………………                 もうダントツに、ゴーマタ仏陀の説く《アビダンマ》に出会えた事です(+無常・無我を観察、直接知覚する為の修行方法である所の、サマタ・vipassanā の実践方法を知った事)。。。。。。。                   子供の頃から仏教が好きで、日本の大乗の僧侶の書いた仏教書を色々と読んではいましたが、多くのものは隔靴掻痒、何が言いたいのか、わかる様で、わからない。。。    日本の僧侶は、物事の本質、世界の本質、人間存在の本質に、肉薄していないのではないか、少なくとも、彼らの書く仏教書には、それが、明確に表出されていない…………。                       このイライラを何とか解消しようと、30代になって、子育てと仕事(フリーランス通訳)の合間を縫ってタイに行き、アチャン・チャー系列の森林僧院で学び修行しました。結果それが、シンクロニシティ的な呼び水となって、15年の後、緬甸の大阿闍梨、パオ・セヤドーの説く、アビダンマ と サマタ・vipassanā の指導書に出会う事ができた時の喜びは、何にも代え難いものがありました。。。                  メタ思想、メタ哲学、メタ仏法………私と致しましては、物事の本質を、底の底まで追求して、揺るがぬ信念を、獲得したいと思う訳です。。。。。。。。                 己の価値観、ものの見方を、とことん追求していけば、自ずと、仏陀の視点、仏陀の立脚点である所の、アビダンマ に行き着く……………安心立命ここにあり。