今日は3月28日。
本来なら U Puññānanda Sayadaw をお迎えしての
<湯布院法話会>を開催した後、Sayadaw を福岡国際空港へお見送りして、一息ついたころと思われます。残念ながら、COVID-19 の為、法話会は中止となりました。
今後、またの機会を見つけて、再度チャンレンジしましょう(私は高齢ですから、福岡や東京の若い方にお願いしたい)。
昨年夏、(趣味の?)仏教書翻訳も終わりましたし、今年は、長年の懸案でありました<禅病>(氣の偏差)の対治に取り掛かる事にしました。
2年前、U Puññānanda Sayadaw からは、
(禅病を防ぐ、また解除するには)安般念の時、意識を鼻の方・鼻の内部へもって行かない事、
意識は常に鼻の外、人中辺りにおいて置く事、
意識は皮膚に接触しない状態で、出入息に気が付いている事・・・
と指導を受けて、実践してみたました所、20年前の緬甸での安般念の修行の内に、知らず知らずのうちに頭頂部及び顔面に蓄積してしまっていた<氣>が動き出して、この一か月程、不快極まりない毎日となりました・・・
20年前の、緬甸での修行で、<氣>が眼窩、顔面に溜まって、長く不快感はあったのですが、これまでは特に動く事はなかったので危機感はそれほどなかったのですが・・・<氣>が動くと、極めて不快かつ危険。。
幸い、もう一人の師が<意守丹田>を教え下さり、現在は安般念を休んで、もっぱら<意守丹田>、禅病の対治に集中しています(この師曰く「まじめで頑張る人ほど禅病になる。修行に焦りは禁物じゃ」)。
今年の夏は、台湾で雨安居を過ごしたいと希望していますが、COVID-19 が収まっていなければ、難しいかもしれませんね。
修行されている皆様も、禅病、COVID-19 にお気をつけて、お身体ご自愛下さい。
追記:
座禅または立禅を終了する時、両の掌を摺合せ、暖かくなった掌を顔に当てて擦り・・・安般念で頭部に上った氣を身体下部へ流す・・・その後、「坐禅・瞑想はこれで終わります」と黙念すると、禅病の予防によいです。甩手shuai-shou・・・身体の遠心力を利用して両手を振る気功術・・・も非常によいです。