南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

禅病と任脈

私のブログ《Sayalay's Dhamma book》を、

iphoneで開いて、画面最下部を見ますと、

《注目記事》という項目があります。

ここに、理由はよく分かりませんが、

2020年7月4日UPの【禅病を超えて】という、

私の禅病闘病記が、いつもいつも、一番トップにきています。

世の中には、禅病で苦しんでいる人が案外多いのでしょうか?(こんな不思議な病気、世界で、私一人かと思っていましたが)。

安般念(出入息念・アーナーパーナサティ)で、いざ、禅定に入ろうかという時点で、両頬に痛みを感じる様になって、安般念がうまくいかず、修行を諦めて、緬甸(ミャンマー)のパオ森林僧院から、日本に帰国したのが23年程前。

「安般念の修行を休んでいるのに、(寝る直前の、自動的に、軽い禅定に入りかけた時など)頭頂部に、雲がゆらゆらしている様な、奇妙な感触がある。」

「これは禅病ではないか?」

と、初めて<禅病>という病名を、自己認定したのが、

3年前。

そこで、精舎の近所にある某ヒンズー教系の、ヒーラーを訪ねて、治療を乞いましたが、このヒーラーの方、ホーマー(護摩焚き)をしたり、高額のお守りペンダントを販売する事が分かり、ここを3か月で、卒業(人の不安な心を、商売にしてはいけません~注1)。

現在は、子供の頃に、中国嵩山少林寺で修行したという中国人の気功の先生に、時々Lineで、アドバイスを頂いているだけで、基本、自分で治しています。

治す方法は、坐禅しながら(立禅、寝禅でも可)ひたすら「意守丹田(下丹田)」、これしかありません。

禅病には「意守丹田」、

これ一択です。

私は最近、意守丹田の成果が出てきて、ようやくといいますか、任脈が形成されつつあります。

意守丹田していますと、頭頂部(のチャクラ)、第三の目(額のチャクラ)、喉、胸、下丹田と、一筋のエネルギーの線が形成されていくのが分かります。

このエネルギーの線は、任脈といい、気は、この脈に沿って、下丹田へと集約されていきます(体の背中側にできるエネルギーの線は、督脈といいます)。

気功の先生からは、

「(邪)気は、下丹田に到着すれば、そこで消え失せます。」

「下丹田の別名を、気海といいます。というのも、どの様な気(邪気でも、よい気でも)でも、どれほど大量の気でも、下丹田はそれを受け取り、受容する事ができます。だから、下丹田は別名、気の海、気海というのですよ。」

と教えて頂きました。

もし、禅病を患っていて、何かヒントを求めて、私のブログを読みにきている御仁がいましたら、本日のブログ

<禅病と任脈>

も、参考にして下さい。

注1=私が長年、学び、所属する所の、テーラワーダ原始仏教)では、ホーマー(護摩焚)は厳禁です。

私は、禅病が治るのならば、と藁をも掴む心境で、ヒーラーの元に通っていましたが、

「なぜホーマーをして、人々の病気の治癒を、神に委ねるのか?」

という私の質問には答えてくれませんでした。

また、高額のペンダントの購入は

「家族と相談してはいけない」

「家族に内緒で買って」

と言われましたので、断固拒否しました。

宗教で商売してはいけないのです。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/

Paññādhika Sayalay 般若精舎>