2017-02-08から1日間の記事一覧
8-4-1 相続(anubandhanā) 相続とは、息を数える数息をやめた後、正念を不断に持続して、入息と出息に付いていくことをいう。 今一度、安般念でもって、定力を育成する四つの段階について、注意を払ってもらいたい。 1.長い息。 2.短い息。 3.全息。 4.…
「修行を重ねた老僧の前に行くと、自分の心が見透かされるみたいで、ちょっと怖い」な~~んて話、以前はよく聞いたものです(現代の僧侶はどうでしょうか?) 以前、台湾で聞いた話。 台北にある会社の社長さん、社長ですから社用車を持っていて、専属のお…
それは何か? 修行者が、いまだ出入息を知覚する前、彼の中において、「私は一回ごとの、比較的粗い身行、すなわち出入息を、徐々に静めよう」と思惟したり、専念したり、作意したり、観察したりすることはない。 しかしながら、彼がすでに出入息を覚知でき…