Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2024-04-07から1日間の記事一覧

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(41-5)(私家版)

(注1)当該の偈は、“百象百鳥“という。パーリ語では “Satam hatthī satam assā、satam assatarīrathā ;Satam Kaññāsahassāni, āmukkamanikundalā; Ekassa padavītihārassa, kalam nāgghanti solasim。“ 《相応部・有偈篇・夜叉相応》第8条及び《律蔵・小品…

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(41-4)(私家版)

食事が終わったならば、下座はワッサに基づいて上座の鉢を洗い、導師の為に己の出来る範囲で服務、奉仕をする。。。。。。。。。仏陀と導師に礼拝する。その後に、静かな場所で、頂いた飲食に関して省思し、慈心禅を一時間修習する。読書し、疑問があれば、導師…

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(41-3)(私家版)

比丘は上の省思を完成させた後、手に衣と鉢を持って村に行く。戒師に従い、その後を適切な距離を保ちながら歩く。。。。 指定の場所で衣を着用し、師に従って村に入る。。。。。 比丘が村落に入ったならば、女性、男性、象、馬、車、往来する人々を見ない。…

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(41-2)(私家版)

“Tassa pāsādikam hoti pattacīvara dhāranam, Pabhajjā saphalā tassa yassa sīlam sunimmalam“ “善き無垢の守戒者、彼は在家でありながら楽しくあれ。衣鉢等を受持するならば、彼は出家して果あらん“ (袈裟と鉢を持つならば、その人には浄らかな確信が生起…