Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

雑草の引っ越し

先般は神戸から、昔の少女、今は75歳になった幼馴染みたち、三婆々が、我が精舎に遊びに来ていたので、庭仕事は放ったらかしでしたが、今日は、久々の良い天気、いよいよ庭仕事、雑草取りの始まりです。。。。      まずは、お庭の最奥の点検。。。        去年植えたイチヂクの苗は大きくなっていて、今年は実をつけそうです (二株植えた内の一株は、小さい内に、鹿か何かに齧られて、全滅しました。)。。。。。。。。。。。。。。            株分けしたカサブランカ (最初2株から出発して、現在20株まで増殖、分家中) は無事活着。花目が出るのが楽しみです。。。                 (今は亡き) 父の記念の為に植えた玉蘭は無事活着して、今年も花が咲きました (母の為に海棠を、祖母の為にジューンベリーを植えましたが、これは枯れてしまいました。ちなみに、母の実名が【黄海棠】………なかなか洒落ています。)。。。。    再挑戦で、母にはライラックを、祖母にはモクレンを植えてみました。それぞれ、半年経ち、無事活着し、ライラックはこの春先に、赤紫のお花を咲かせてくれました。。。。。                次に、少し嵩上げして【花壇】になっている所は、バラ、クリスマスローズ、久留米ツツジ等が植えてあるので、せっせと雑草取り。同じく【菜園】として囲ってある場所は、豆や蕪のタネを蒔きましたので、その点検。アスパラガス、生協で根を買って、植えた場所には何故か生えておらず、菜園ではない、少し離れた場所に四本、ニョキニョキ……ちょっとしたミステリー?????               庭のあちこちに、野生のミョウガが邪魔になるほど生えています。。。          去年作った梅漬けの、赤い汁につければ、立派な〈はじかみミョウガ〉、楽しい一品になります。。。。。                 野生の、五葉アケビがあちこち生えています。バラやシャクナゲ等、本命の園芸種の草花に絡まるので困るのですが、アケビの実が成るのが楽しみで、絡まったツルを外して、ネットに誘導します。。。。      この作業は、ツルがあちこち絡まって、なかなかはずれないし、どこからどう生えてきて、どう絡まっているのかも、分かりにくいので、とても気を使います。でも、自宅の精舎の庭で、アケビの実が成ったら、楽しいですよね。。。。。。             秋明菊は大変丈夫で、最初に植えた場所から少しずつ、領域が広がっています。今雑草が生えている所にまでどんどん広がって、雑草と置き換わると助かります。。。。。。               以前は、雑草とは言え、命あるもの、可愛そうで、なかなか抜けなかったのですが、雑草のせいで、本命の園芸種の草花が枯れてしまうのも本末転倒……、心を鬼にして抜いています。。。。             雑草たちも、ここがだめなら別の場所で………と、案外諦め早く、一族で移動していく様です。雑草は強し!       追加:仏教は慈・悲を説きますが、極端な慈・悲は、ゴータマ仏陀も賛成されない様です。ある時、仏陀は比丘達にお風呂の掃除を頼みますが、比丘たちは風呂場に多くの虫がいて、掃除をすると殺生になると言って、何もしないで帰って来ました。仏陀は【掃除をしなさいと言われたならば、掃除をするのです】【それで多少虫が死んでも殺生ではない】と諭します。慈・悲も、ケース・バイ・ケースなのでしよう。。。。