今朝のインターネット・ニュースで、佐藤葬祭の社長様が:
「死者に戒名をつけるのは、日本仏教の大切な習慣。それを否定するのは、仏教を知らない人間のする事」
と言っているのを読みましたが、これ、ちょっと無理がありますよね。
戒名というのは、読んで字の如く、
『これから先、毎日、戒と律を守って、(修行して)暮らします』
と誓った出家者が、和尚または戒師から頂く名前、あだなの様なものです(サンガにおける<あだ名>の成立は、ゴータマ仏陀ご在世の頃のインドの四姓差別と関係あります)。
仏教サンガの内部において、修行してもしなくても、戒律を守っても守らなくても、死出の旅路の為に、僧侶に《戒名》をつけて貰いましょう、それには階級があって、院は高級、遺族は僧侶に、お布施をたんまり払いましょう・・・などとゴータマ仏陀が教えたはずがない・・・ゴータマ仏陀に祇園精舎を建立してお布施したアナータピンディカさえも、戒名は貰っていないはず、です。戒名とは、出家者が出家した時につけて貰う<あだ名>だからです。
ゴータマ仏陀は
「涅槃の為、よき来世の為の行いは、死んでからでは間に合わない、今ここ、生きている内、急ぎ戒を受けて、修行せよ」
と言っています。
日本仏教は、中国経由の大乗仏教として発展したよい部分もあるでしょうから、それは守りつつ、一度、ゴータマ仏陀の教えの原点に帰りませんか?
朝、雨が止んでいたので、庭に出て、雑草を抜く。
以前、一株のミントを植えた場所に、1m四方、ミントが群生している!
こんなに丈夫なミント、これがどんどん広がれば、雑草よけになりそう!根伏方式で増やしてみよう!
灯台下暗し、脚下照顧、チルチルミチル!