Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。

2017-04-28から1日間の記事一覧

是誰庵のひとやすみ~私は本当にいないのか?

ゴータマ仏陀は、六年の修行の後、インド全土に流通していた婆羅門教(現在のヒンズー教)を否定して、それまで誰も気が付かなかった、ある種ブラックホールみたいな、物質と精神(有情と心と物質)の無常性・苦性・無我性を宣揚しました。 で、「無我」とい…

パオ・セヤドー講述「顕正法眼」(翻訳文)~5-44

たとえば、もし、あなたもまた、ヴァッカリ長老のように、仏陀への信心が強すぎる時、あなたは、仏陀の特徴に注目することをやめ、仏陀の究極名色法を観じ、その後に、それらを無常・苦・無我として、観ずるべきである。 これは、諸法の自性を省察する一つの…

パオ・セヤドー講述「顕正法眼」(翻訳文)~5‐43

ヴァッカリ長老は、元々は、舎衛城にいた婆羅門で、三つのヴェーダに精通していた。 初めて仏陀を見たとき、彼は、長時間、飽きもせず仏陀を見続け、仏陀が行くところへは、どこへでも付いて行った。 更に仏陀に近づこうとして、彼は、出家して比丘になった…

パオ・セヤドー講述「顕正法眼」(翻訳文)~5-42

8-6-2-6 五根のバランス これから、私は、安般念似相に専注する時、如何にして五根をバランスさせるのかを、説明する。 諸根のバランスを保持するという事は、信、精進、念、定、慧の五根をバランスするという事である。 もし、禅の修行者が、信の対象に対し…