“大王!この教法の中における無戒の沙門は、仏を尊敬し、法を尊敬し、僧(サンガ)を尊敬し、同修の梵行者を尊敬する。学法に精勤し、(教理において)深く問題提起をし、多聞である。。。。 大王!たとえ、破戒の者であっても、彼が群衆の中に入るならば、威儀を正し、身体の業、言葉の業を守る。というのも、彼は批判と非難を恐れるが故に。。。。 大王!無戒の沙門が悪事をなす時、隠れて行うものである。。。。 大王!夫のある婦人でも、悪事をなす時は隠れて行うものであり、無戒の沙門も又同様である。。。。 大王、この十種の徳行に関して、破戒する沙門と破戒する白衣とでは、(その内実が)異なるのである。“