2023-07-12から1日間の記事一覧
6番目の所縁、即ち法所縁であるが、これは、完全に、5根門によって識知されることがない。唯一、意門心路過程又は離心路過程心によってのみ、識知されるものである。 1.浄色:5種の感官の中の根門色法である。即ち眼、耳、鼻、舌、身等の5種の浄色。
3.離心路過程を通して、と言うのは、即ち、結生、有分と死亡(心の事)である。人が臨終の時に見る赤い色は、胎児が母胎にいる事による色所縁である。臨終速行心が赤い色を縁に取った後、人はすぐに往生する。次の世においての、最初の結生識は、前の一世…
2.意門心路過程を通して(とは、どういう事であるかと言うと)、例えば、音声が耳根を衝撃する時、耳門心路過程が生起する。この時、耳門はただ、それが音声であるということをのみ知り、この音声が何を意味しているのか、という事までは分からない。それ…