Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵仏教談義>捨てる神に拾う神

昨日、用事があって近隣の A氏 宅へ行きました。

その時、A氏 に、私が今年の 12月と来年 1月 、家を留守にする事を伝えました(回覧板を回す都合があるので)。

ついでに理由も伝えました、即ち緬甸(ミャンマー)で出家する事を(緬甸から帰って来たら尼僧になっていた!というのはビックリするだろうと思って)。

すると A氏 に「あんた、ちょっと変わっているね。出家して戻って来たら、みんなに変人だと言われるよ」と言われました。

これを聞き流して、次は謡曲の M先生 に、やはり 12月~1月、日本を留守にする事を伝えに行きました。

というのも、毎年 3月 には恒例の、新春謡曲おさらい会が開かれますが、その為、12月 には配役を決定しなければなりません。配役が決まった後になって「実は緬甸に・・・」と切り出すと、配役を一生懸命考えてくれた先生に申し訳ないですからね。

すると M先生「何々?子供の時から出家したかった?」「それが今実現する?」「いいはねぇ、一生の夢を、今、実現できるなんて、よく頑張りました」「尼僧の姿で戻ってきて、驚かないかって?」「だって、あなた、自分の力で緬甸に行って、出家して帰ってくるのでしょう?誰に迷惑かけるじゃなし、賞賛こそすれ、驚いたりなんかしませんよ(キッパリッ)!」

これを<捨てる神あれば拾う神あり>というのでしょうね。

世間は、広いようで狭く、狭いようで広い(笑)。。