南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(8-6)(私家版)

コーンダンニャ隠士は、アーサーラ月の満月の日に出家した後、如来の説法を聞いて、入流道果を体験証悟した。

同様に、隠士のワッパは、二日目に、仏陀の膝下において出家し、隠士バッディヤは、三日目に出家し、マハーナーマ隠士は、四日目に出家し、アッサジ隠士は、五日目に出家した。

六日目、仏陀は、五人の比丘の為に《無我相経》を開示した。

五人の比丘は、(この経を)聞いた後、一切の煩悩を永遠に絶ち、全員が、阿羅漢を体験証悟した。

これより先、世間に、仏陀を含む、6人の阿羅漢が出現したのである。

(8-7につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>