コーンダンニャ隠士は、アーサーラ月の満月の日に出家した後、如来の説法を聞いて、入流道果を体験証悟した。
同様に、隠士のワッパは、二日目に、仏陀の膝下において出家し、隠士バッディヤは、三日目に出家し、マハーナーマ隠士は、四日目に出家し、アッサジ隠士は、五日目に出家した。
六日目、仏陀は、五人の比丘の為に《無我相経》を開示した。
五人の比丘は、(この経を)聞いた後、一切の煩悩を永遠に絶ち、全員が、阿羅漢を体験証悟した。
これより先、世間に、仏陀を含む、6人の阿羅漢が出現したのである。
(8-7につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>