一人の具足戒比丘にとって、酒類を誤って飲んだだけであっても、破戒になる。サマネーラの場合、お酒と知っていて、尚飲みたいという意欲の元に飲んだ場合に、破戒となる。以下の状況では、不犯。。 檳榔とタバコは、人に飲用の癖をつけるが、しかし、その作用は、軽度の快感を引き起こすに過ぎず、上述の酩酊や恍惚を引き起こすに事はない。故に、檳榔を嗜む事、喫煙は破戒にならない。アルコールを含むものの、酒の匂いがしない、お酒の風味のしない薬物は、破戒にならない。病を治す為に飲む所の、アルコールを混合調剤した薬剤は、酒の味がしても酩酊、放逸に至らないものは、破戒にならない。。。。 願以此功徳、早日証得涅槃楽。