比丘は、供養を得たいが為に、信徒に取り入ってはならない。資具を得たいが為に、如法ではない活動に参与してはならない。ただただ、真面目に修行に勤しむべきである。もしかしたら、着る衣服が足りないかも知れない。もしかしたら、どこに行っても、無礼な人に出会うかも知れない。もしかしたら、供養してくれる人が少ないが為に、一定期間、生活が困窮するかも知れない。もし、この時に、彼が如法に、如律に、行いを保つ事ができたならば、彼は、これらの障がいをバネに、己を高める事ができる。比丘が、非常に困難な生活環境の中におかれて、非法の方式で以て資具を求め、例えば、非時に食事するなどの戒条を破戒するならば、彼は優秀な比丘であるとは言えない。一人の、優秀な比丘になりたいと願うならば、身と心は共に、各種の試練に耐えられる様に、準備しておかねばならない。。。