wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

2017-01-01から1日間の記事一覧

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-39

(処の)成立は念(sati):念は、(処の)成立(upaṭṭhāna)ともいえる。というのも、それは(禅の修行の)目標、たとえば息または禅相に注意、注目するのであり、かつ、そこに安住するのであるから。 ここにおいて、いわゆる処(upaṭṭhāna)とは、念の作意…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-38

中捨の成立(tatramajjhattupekkhā): 近行定、また安止定として分類出来る定力が、似相を原因として生起する。 この時、これ以上、ジャーナを証悟しようという強固な、また意識的な気持ちの傾向を必要としなくなるため、傍観的な、静かな捨の心が生起しす…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-37★

心が移り離れる:禅の修行のある段階に到達すると、息が、定力の上昇が原因で、非常に微細な状態に変化する。 この段階において、禅の修行者は、息をはっきりと知覚することが困難になる。 その結果、彼は強固な正念を接触点(にある息)において堅持しよう…

是誰庵のひとやすみ~教条主義を排して

仏法は中道である、と言います。 中道とは何か?と問えば、四聖諦だ、と言います。 四聖諦とは何か?と問えば、苦、集、滅、道だと言います。 日常的に苦、集、滅、道を理解して、実践できれば、悟りは近いと思いますが、それとは異なる次元の話において、私…

是誰庵のひとやすみ~時空を超えて

新年あけましておめでとうございます。 と挨拶する暇があったら、一つでも多く 仏教書を翻訳をした方が、人様のお役に 立てるみたいですけど(笑)。 昔、タイで修行していた時、私の指導僧で あったはアーチャン・K が、何か不思議な 体験をしたらしく「時…