2013-12-23 是誰庵日記>山姥 今朝、なかなか薪ストーブが着かない(薪の並べ方を間違えると、新聞紙ばかり無駄に燃やして、肝心の薪に火が着かないのだ^^;)。 「寒いなぁ」と思って、衣裳部屋になっている南側の六畳間に行って、ムートンのスカートを持ってきて履いた。 これはスカートと言っても、丈は膝までで、脇がチャイナドレスみたいに切れているから、一種のおしゃれ着だと思うけれど、腰の周りとお尻を保護してくれて結構暖かい。さすが毛皮、だてじゃない (笑)。 これを着た姿を鏡に映すと、まるで<山姥>(苦笑)。 実は、私、去年、オークションで結構な量のムートン(主にコート)を買いました。まず、オークションで「訳あり」「処分品」を見つけ、競争相手が少ないタイプのを狙って(Sとか、日焼け、色あせ等)、1000円くらいは希望の予算を超えてもよいくらいに思って、どんどん(笑)、落札した。 たまたま、インターネットで、ムートンの処分品を大量に放出した会社を見つけた所、ここは<一週間以内落札商品同梱可能>だったので、気に入ったコート(多少気に入らなくても)を、同時期にせっせと落札して同梱で送ってもらい、送料を節約した、という訳。 ここ Y 盆地は 由布岳のふもとにある高原で、冬はとても寒く、凍結で水道管が破裂するほど。 一人住まいの私は、100% とは言わないけれど、なるべく風邪を引きたくない。風邪を引いて寝て居たくても、誰もご飯を炊いてくれないし、オハナとモモナちゃんの世話をかわってくれる人もいないから。 で、寝込んだ時の医療費、外食代、みじめな感情などを考えたら、3、4万円の投資で、ムートンコートを7,8枚買うのも OK だと思って・・・(その内の何枚かは男物で、息子に買ってあげたもの)。 庭で畑仕事する時は、茶色のハーフムートン、お出かけはちょっと恥ずかしいけれど、ピンクのムートン(フォックスの襟付きで、超あったかいから)、室内でも、このピンクので過ごすことも。風の強い日は、フード付のロングムートン。紺色の作務衣(綿)の時は、内側がクルクルパーマネント状のムートン、外は青色の防水生地というヤツで、作務衣の上にこれを着ると、我ながら、ちょっとしゃれている(笑)。 来年もし出家したら、ピンクのムートンを着て出歩くのはちょっと・・・ね。その時は、これは室内専用にしよう。 兎に角、私の冬の恰好は、どこから見てもマタギ(これは男?)、または<山姥>なのである。 追補:オークションは品物を見ないで落札するので、変なものを掴まされる場合があります。良いものがとても安価に手に入る事もありますが、ダメ元精神で臨まないとがっかりする事があります。お気をつけて。 ちなみに、昨年大量にムートンをオークションに出したあの会社、今年はムートンの出品はないようです。去年買っておいてよかったです。