Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-144

波羅蜜を浄化する要因とは何か?

この問題「波羅蜜を浄化する要因とは何か?」への回答は:

渇愛、我慢(=我ありという慢心)と邪見(=前出)に汚染され、破壊されることがない事。ただ渇愛、我慢、邪見と分別心の汚染を受けない波羅蜜だけが、清浄であり得る。

波羅蜜と対立する要因とは何か?

この問題「波羅蜜と対立する要因とは何か?」への回答は:

大まかに言えば、一切の煩悩と悪法は皆、波羅蜜の対立要因である。

詳細な検討:

布施の品物に執着する事と利己的な態度は、布施波羅蜜と対立する。

身・口・意の悪行は、持戒波羅蜜と対立する。

欲楽の目標、煩悩欲と生命を楽しむことは、出離波羅蜜と対立する。

愚痴(=愚かさと無知)は、智慧波羅蜜と対立する。

八つの懈怠事は、精進波羅蜜と対立する。

如実に真実・実相を語らない事は、真実波羅蜜と対立する。

波羅蜜と対立する悪法を克服する能力がない事は、決意波羅蜜と対立する要素となる。

九つの、瞋恚・怨恨に至る原因は、慈波羅蜜の対立要因となる。

中立の立場を捨てて、喜ばしい目標、または喜ばしくない目標を受け入れるのは、捨波羅蜜の対立要素である。(+)(=)訳者。(つづく)。。

★誤字脱字を発見された方は、当コメント欄にてご一報頂くか、または<菩提樹文庫>までご協力、よろしくお願いいたします。

<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」1999年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>