wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言。

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)~210-4

尊者よ、もし私が、世尊より先に死んだとして、そして世尊が:『郁伽居士は欲界の輪廻を引き起こす五つの結を完全に取り除いたアナーガミである』と言うならば、それは別に驚くべきことではない。たとえ仏陀が言わなくても、私はすでに己自身がアナーガミになったことを知っている。これが八番目の不思議です。」

その後、郁伽居士の供養する食べ物を受け取って、比丘はそこを去った。

食事を済まして、仏陀の居場所に行くと、世尊に礼拝し、その後に、適切な場所に座った。

座った後、彼は自分と郁伽居士の談話のすべてを仏陀に告げた。

世尊は言う:「善いかな、比丘、善いかな。あなたの問題に答えるのにふさわしい者もまた、郁伽居士と同じように回答するであろう。

比丘よ。私は郁伽居士に八種類の奇妙な素質がある、という。比丘よ。あなたは彼があなたに教えた、八種類の奇妙な素質を、しっかりと覚えておきなさい。」

郁伽居士の言った八種類の不思議の中の、第六番目は、聖者、有徳者と無徳の者に、平等に布施をすることである。

我々は、このような状況の下で、平等で、分別しない心を、どのようにして保つかを知らなければならない。この平等の態度は、以下のように理解することができる;

すなわち、「私にはサンガ全体を供養したいという気持ちがあって、今、サンガの人々を招待している。私が聖者に布施するとき、私は彼を聖者だとは見なさず、心の中では、サンガに供養しているのだと思うようにする。私が戒行が不清浄の比丘に布施をするとき、私は彼を無徳の者だとは見なさい。心の中ではただ、サンガ全体、仏陀の聖なる弟子全体を供養しているのだと思うようにする」このようにすれば、平等心を保持することができる。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(つづく)

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<パオ・セヤドー講述「菩提資糧」1999年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>