wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~4-19

《清浄道論》では、三種類の貪愛を、以下のように説明している:

1.欲愛(kāma-taṇhā):

欲望に基づいて色(=身体・物質)、音、香り、味、触、法六塵(法塵は、五種類の浄色、16種類の微細色、心、心所及び概念法、たとえば、安般禅相、遍禅相等を含む。心と心所は名法で、ジャーナ法を含む)を貪愛する事。

2.有愛(bhava-taṇhā):

常見に伴って生起する貪愛。常見(sassata-diṭṭhi)とは、すべての六塵またはどれか一つの塵は、霊魂であって、世々代々存在していると考える事。

3.非有愛(vibhava-taṇhā):

断見に伴って生起する貪愛。断見(uccheda-diṭṭhi)とは、すべての六塵は霊魂であって、人が死亡すると、完全に壊滅するという考え。

ここにご在席のみなさんは、集諦は苦諦の原因であることを、忘れないで頂きたい。

この経の中で、仏陀は以下のように指導している;

「簡単に言えば、五取蘊は苦である。」

集諦は、五取蘊の生起する原因である。

みなさんには、この種の因果関係を覚えておいて頂きたい。

苦諦法と集諦法は、観智の目標である。

故に、みなさんは、観禅を修行する必要があるが、その前に、それらを徹底的に知っておかなければならないのである。

どのように実践するのか?

以下において、私はそれを、詳細に説明する予定である。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(4-20につづく)

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

ご協力、よろしくお願いいたします。

<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>