<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
ラーフラ(Rāhula)尊者が出家した後(の時に、開示したものである)。
(世尊が)カピラヴァッツ(Kapilavatthu)から、サーヴァッティに来た時、諸々の沙弥(sāmaṇera)に対して、学処(=学ぶべき事柄)を確立する為に、以下のような(+内容の事柄)を言った:
「当時、世尊は、カピラヴァッツに好きなだけ住んだ後、サーヴァッティに向かって遊行した。
順序良く遊行した後、サーヴァッティに到着した。
ここにおいて、世尊は、サーヴァッティの勝利林の給孤独園に住んだ。
当時、・・・略・・・。
当時、諸々の沙弥は、以下のように想った:
『我々にはどれほどの学処があるのか?
どのような学処が、我々が学ぶべきものなのか?』
(+そのように想って、)このことを世尊に報告した。
(世尊は言う):
『比丘たちよ。
私は、諸々の沙弥が、10の学処を受持するのを許す。
また、諸々の沙弥は、これら(の学処)を学ばなければならない』:
殺生を離れ、・・・略・・・、金銀の受持を離れる事。』」
(4-4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>