<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(前五学処の解説)
これまで述べられてきた所の、以下の文言について:
「この時、前五(学処)をば、差別(=差異)と義理(=意味内容)から解説する、殺生から・・・略・・・離から、果から、(+などと言う事に)対して、知るべき事柄を選択して。」
ここにおいて、以下のように言うことができる:
「殺生(pāṇatipāta)」:
「生物(pāṇa息生)」--は、
命根を連結する所の蘊相続であり、または、当該の(蘊相続)を執する所の、施設された(=概念化された)有情である。
当該の生物には生物想があり、身門、語門の内の一門を運用して、殺の思(心)の生起によって、当該の(生物の)命根を断ずる(という行為)を採るのを、「殺生」と言う。
(4-10につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>