Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

本雅難陀禅師アメリカ法話第一集-27

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

▲【色蘊への認識】

仏陀は『中部』の《五蘊経》の中において、以下の様に解説する:

色蘊には、過去の色蘊、現在の、未来の、内在するもの、外に在るもの、粗いもの、微細なもの、優れているもの、劣っているもの、遠いもの、近いもの、全部で11種類の色蘊がある。

『註釈』において、仏陀のもう一つの解説を紹介している。

四大界と24種の所造色は、色蘊。

四大界は、地水火風。

24種の所造色は、

「五浄色」:眼浄色~身浄色;

「七境色」:色、声、香、味、触(地、水~ママ、風);

及び男性根色、女性根色、心所依処色、命根色、食素色等18種の「真実色法」。その他に、10種の「非真実色法」。

これらの色法は、16観智における、一番最初の「色分別」であり、これを修しないという選択肢はない、苦聖諦の内実である。

四聖諦の修法は、『論部』または『經部』において、言及されている。

『論部』とは七部の「論」の内容を指し、『經部』とは、『相応部』、『増支部』を指す。

《無我経》においては、すべての修法が解説されている:五蘊、六処、12処、18界、7色観法、7非色観法である。

『相応部』と『増支部』の内容については、七部の『論』において、言及されている。

故に、『論』と『經』は、別々に学ぶものではなく、同時に学ばなければならないものである。

經、律、論の内の「律」とは、人々に向かって開示された規則・規律であり、出家者には出家者の戒律があり、在家者には在家者の戒律がある。

例えば、比丘は、午後食事する事ができない。食べた比丘は、戒を違反したことになり、懺悔しなければならない。

これらは比丘の規則、出家者の規則であり、概念法であり、究極法ではない。

究極法の所縁は五蘊である:

色蘊は28種の色がある。

受蘊は、受心所を言い、5種の感受:悦受、捨受、憂受、苦受、楽受がある。

想蘊は、想心所であり、眼、耳、鼻、舌、身と意の六門にあって、それぞれ異なる所縁がある。

眼門は、色所縁であり、耳門は音所縁、鼻門は香所縁、舌門は味所縁、身門は触所縁、意門は法所縁である。

(28につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。<翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>