2016-03-14から1日間の記事一覧
善なる因縁がいまだ改変されていない時、通常、人の習性としては、 道徳に執着して、善行によって安心を得ようとする事が多い。 一旦因縁が改変されたら、執着によって無常なる苦と無我を感じる 事が分かるようになり、道徳もまた決して究極的な依拠処ではな…
(仏教で)道徳の説明をするとき、必ず「人」がいるとか、 「衆生」がいるとか、「私」とか、「如来」とか、言わな い訳にはいかない。 人に幸せの話をするときには、死後における幸福の果報の 話もしなければならない。 しかしながら、勝義諦の話をする時は…
「日常用語」と「法(ダンマ)の言語」~ 縁起の教えを宣揚するにあたって、一つの不思議な事実がある: 仏陀が苦労して教えを弘める時、同時に二種類の言語を使う必 要があった。 一つは「日常用語」で、これをもって、常見に惑わされている 人を指導し、彼…