Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2023-12-07から1日間の記事一覧

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー15/16/17)(私家版)

(1)苦聖諦:生老病死、愁い、悲しみ、苦、憂、悩、怨憎会、愛別離、所求不得苦及び5取蘊の苦。簡単に言えば、渇愛(集諦)以外に、三世間地の一切法は有為法であり、全て苦聖諦に属する。有為法とは、即ち、因縁和合の法であり、変化の法であり、因縁の…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー14)(私家版)

(2)苦因(集)聖諦(dukkha samudayam ariyasaccam):パーリ語の「samudayam」には、いくつかの意味がある。一つ目は、「累積」で、業の累積を言う。二つ目は「来源」で、苦の来源の意味である。三つ目は「束縛」で、縛られている、という意味である。。…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー12/13)(310/360)(私家版)

5.四聖諦 仏陀は言う:「徹底的に四聖諦を知ることがないが故に、衆生は、ひとえに、輪廻の中において旋回し続けている。」 四聖諦は、(1)苦聖諦。(2)苦因(集)聖諦。(3)苦滅聖諦。(4)苦の滅に向かう道聖諦。。。。。。。 四聖諦は、仏陀の根…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー11)(私家版)

<表U>四究極法と蘊、処及び界対照表(割愛)

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー9/10)(私家版)

4.18界 眼界、耳界、鼻界、舌界、身界、色彩界、音声界、香界、味界、触界、眼識界、耳識界、鼻識界、舌識界、身識界、意界、法界、意識界。。何故界と呼ぶか?界(dhatu)は、それらが己自身の自性を「持つ」又は「背負う」からである。例えば、地界は…