南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」2-16(50/230)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(帰依行為(saraṇagamana))--当該(+対象へ)の浄信、当該(+対象へ)の尊重によって、煩悩は殺害され、断じ除かれ、依拠する所の行相(=行為の様相)が、(+心が)転じる事によって、生起される。

また、他人の縁に依らずに、生起する所の心は、「行帰依(=帰依行為)」である。

(帰依者(gamaka))――当該(=上記)の、生起した所の(心)を具備する有情を(「帰依者」)と言う。

彼は当該の帰依を実践するが、それはすなわち、上記の方式でもって、心を生起せしめるのである:

「これら(三宝)は、私の帰依(処)であり、私の拠り所である。」

(2-17につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>