<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(帰依行為(saraṇagamana))--当該(+対象へ)の浄信、当該(+対象へ)の尊重によって、煩悩は殺害され、断じ除かれ、依拠する所の行相(=行為の様相)が、(+心が)転じる事によって、生起される。
また、他人の縁に依らずに、生起する所の心は、「行帰依(=帰依行為)」である。
(帰依者(gamaka))――当該(=上記)の、生起した所の(心)を具備する有情を(「帰依者」)と言う。
彼は当該の帰依を実践するが、それはすなわち、上記の方式でもって、心を生起せしめるのである:
「これら(三宝)は、私の帰依(処)であり、私の拠り所である。」
(2-17につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>