<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
呼吸を鮮明にするため、特段に意識的に、それを変化させる様な事を、してはならない。
もし、その様にするならば、定力を育成する事はできなくなる。
ただ、息を如実に覚知する事。
もし、息が明確でない時、その直前に息を覚知できていた場所で、それを待つ。
あなたが、この様に「念」と「慧」を運用するならば、息は再び出現する。
もし、心が、非常に安定的に、微細な息に専注する事ができたならば、禅相は、出現するであろう。
禅相が初めて出現した時、注意力を息から禅相に移転してはならない。もしその様にすれば、それは消失してしまうであろう。
(3-13につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay