読者の方から「台湾のパオ系寺院はどうなっているか?」という質問を頂きました。
私がこれまでに知り得た情報を、下記にお知らせします。
時間の経過等の関係で、多少の変化は否めませんので、実際に訪れたいと思う方は、先にメールなどで先方と連絡を取って下さい。
メールは英語か中国語(北京語)OK。
各寺院ともHPを開設しています。
(1)<静楽禅林>パオ・セヤドー自ら、台湾に来て土地を探し、セヤドーの肝入りで設立されたパオの台湾分院。
住職さんはパオのマンダレー分院から派遣された緬甸人大長老。副住職は台湾人長老比丘。
住職さんは緬甸語のみ、副住職さんは中国語、台湾語、英語。
リトリートの時は、中国在住のパオ系長老を呼んで、指導してもらう事も。台中の山中にあります。
(2)<法雨道場>釈明法比丘が、アメリカでパオ・メソッドに出会い、自らパオの本山で修行した後、台湾に帰って設立したパオ系寺院。
明徳比丘は心臓病で急逝され、現在は別の比丘が住職担当。
こじんまりした寺院ですが、毎年一、二度、パオ本山またはパオ出身の長老を招いて、リトリートを開催します。
その内の一名は、『禅修指南』の著者である
Ven.U Puññānanda尊者です。
当寺院は、嘉義の山中にあります。
(3)<法寂禅林>比丘尼さんが住職を務める寺院。スリランカのパオ系寺院(龍樹林)と仲がよく、リトリートは、指導者としてスリランカ人大長老を招く。大長老は英語を話します。英語←→中国語の通訳は出来ますが、日本語を話せる人は、いません。台南にあります。
上記三か所の寺院は、日本の修行者を受け入れるか、不明ですが(主に言語の関係で)、叩けば扉は開くかも知れません。希望者はチャレンジしてみて下さい。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>