南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(21-4)(私家版)

歌唱の形式で、又は、それを変化させて楽曲の形式にした所の、仏の経を読むのは、戒律違反である。。。。            仏の教えの中において、経文、本生、偈頌の念誦は、専門的な方式があり、最後の音を誇張してはならない。音を引きずる事によって、正常な念誦方式を破壊してはならない、とする。。。             “音を引きずる”とは、一つ一つの母音を、実際の発音より更に引き伸ばす事を言う。ある種の、耳に心地良い説法をsarabhañña(吟誦)と言うが、これを比丘が行うのは如法である。。。     比丘が説法する時、一言一言は適切な間隔を置き、音を呑んではならない。。。   義注は、32種の発音方式を述べているが、この書籍は現在すでに失われてしまった。。。。。