Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(34-9/10)(私家版)

20.”Na ogunthito antaraghare nisīdissāmīti sikkhā karanīyā.”    …………………       ” ‘ 私は頭を覆わないで、俗人の家、俗人の間に坐る事 ‘ を学ばなければならない。 ”        …………     上記の二カ条は、故意でない時は不犯。病気の者、村落在住の比丘は不犯。。。。。                  21.”Na pallatthikāya antaraghare nisīdissāmīti sikkhā karanīyā.” …………………………              ” ‘ 私は足を引いて俗人の家、俗人の間に行く事をしない ‘ を学ばなければならない。”                病気の者は不犯。病の為に足を引いて歩く者は不犯。。。。。。。。。。             22.”Na pallatthikāya antaraghare nisīdissāmīti sikkhā karanīyā.”                ” ‘ 私は膝を抱いて俗人の家、俗人の間に坐る事をしない ‘ を学ばなければならない。” ……            膝を抱く(pallatthikāya)のは、ニ種の方式がある:即ち、手で膝を抱く(hatthapallatthika)、又は衣で以て膝を包む(dussapallatthikāya)である。。。。。。上に述べるのほ、膝を抱いて地面に坐る、又はベンチに坐り、膝頭は前に向き、両手でふとももを抱く事を言う。この種の座り方は、優雅ではない。衣で以て膝を包むとは、地面に坐るか、又はベンチに座り、膝頭は前に向き、二本のふとももは交差して、衣で固定している(所の、その様な座り方)を言う。衣が古い場合、この座り方をすれば、衣服が裂けるかもしれない。。  比丘が入村する時、この様な座り方は、皆悪作となる。病の者で正常に座れない者は、どの様な座り方でも不犯である。。。。