現今の比丘達は、夜分薬を飲む習慣がある。古代の比丘には、この様な習慣はなく、冷たい水を飲んで、喉の乾きを癒やした。比丘の義務として、はっきりと説明されているのは、飲用水を準備しなければならない、と言う文言である。《律蔵・大品・大牜建度》の中の、“義務“の項目において、客僧に対して、水の代わりに、夜分薬を提供しなければならない、とは書かれていない。この事に関して、《律蔵》義注の中に明確な説明がある: “pānīyena pucchantena sace sakim ānītam pānīīyam sabbam pivati, ‘puna ānemī‘ ti pucchitabboyeva.“。 “客僧が、彼に供給した所の水を飲み終えたならば、水を供給する比丘は、もう一杯必要かどうか、確かめなければならない。“