南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(34-6)(私家版)

10.“Appasaddo antaraghare nisīdīssāmīti sikkhā karanīyā.“               “ ‘ 私は、低い声で俗人の家、俗人の間に坐る事 ‘ を学ばなければならない。 “                ここで言う “ 低い声 “ とは、話をする時の声の高さを3ヤード(2.7m)以内にする事である。この範囲を超えてはならない。。。                   智者は、挙動が平静であり、話し声は柔らかである。話し方にも、その人の性格が現れる。。。。             世間の人々の挙動を観察していると、甲高い声で話す人は、(気持ちが)散乱する傾向がある。。。。                  上記の二条は、僧院内部においては、適用されないものの、しかし、どこにおいても、良好な言語活動と行儀が必要である。。。。。。。。。。。。。                  ある種の人々は、生まれつき声が大きい。彼らは、声を抑え、優しく話す訓練をしなければならない。威儀の正しい、優秀な人は、大声で話をしない。適切な音量で話をする様、学ばなければならない。。。。       大きな声で説法するのは不犯である。。。。