Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★『教海覚舟』〈教えの海悟りの舟〉(40-9)(私家版)

【林野住(者)の義務】           托鉢の時間が来たならば、林野に住む僧人は、坐臥処を離れて、扉、窓を閉める。。  鉢を持って、袈裟を着用して、靴を履いて村に入る。。。。。。             村に入る時、戒律に従って、袈裟を整え、その後に托鉢を始める。。。        坐臥処には、飲用水その他の水を用意する。もし、容器がニ個ない場合は、一個で水を貯めてもよい。容器がないならば、竹を用いてもよいし、又は遠くない場所に井戸を掘ってもよい。。。。         火の準備をする。火種が消えない様にする。もし、着火用の木を用意できるならば、必要な時に着火する。こうすれば、長時間、(焚火を)燃焼し続ける必要はなくなる。手に持つ杖を準備する。。。。   僧人は、月日と季節を知っている必要がある。方角(南、北等)も知っておかねばならない。。。。。