Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2018-11-12から1日間の記事一覧

『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(3-35-b)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《相応部・定經》において、仏陀は、類似した内容の教えを、教導している。 そこにおいては、比丘は、如実にこれらの事柄を知らなければならないと言い、また、仏陀は《増支部・修定經》の中において、以下の様に…

『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(3-35-a)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> <注20>《増支部・修定經》(Samādhibhāvanā Sutta)の中においても、類似した教えが登場する。 仏陀は以下の様に述べている: ”比丘たちよ。 この定の修習は、多く修習すれば、諸々の漏の滅尽へと導く事ができ…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-34)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 2)一つひとつの名色法が、どの様にして、生起するやいなや、即刻滅し去るのかという事を了知し、照見する事を刹那生滅(khaṇato udayabbayadassanā)を知見すると言う。 それはすなわち、名色法の無常の相(ani…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-33)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 1b)名色法の生起を引き起す所の、過去と現在の諸因が停止するのを了知、照見する時、名色法がどの様にして、その生起を停止するのかを、了知、照見するのを、縁滅を知見する(paccayato vayadassana)と言う。 …

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-32)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 1a)名色法がどの様にして、過去と現在の諸因に基づいて、持続的に生起するのかを了知し、照見する事を、縁生を知見する、と言う(paccayato udayadassana)。 名色法の過去の因を了知し、照見する事とは、それら…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-31)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 如是諸蘊之生滅(これが諸蘊の生滅である) 仏陀は、禅の修行者は、五蘊を知見する必要があると述べた後、 ”これは色の集、これは色の滅、これは受の集、これは受の滅などとして、知見しなければならない” と言う…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-29)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 観(五蘊及びその生起と滅没) 仏陀は《因相応・縁由經》(Upanisa Sutta)の中で、vipassanā とは、五蘊とその生起、そのと滅没を了知し、照見するものである、と言う: ”比丘たちよ。 私は言う 知者(jānato)…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-30)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 如是諸蘊(これが諸蘊である) (我々は)まず、仏陀は ”如是色(これは色である)” と知る必要がある、と述べた(+事を確認しよう)。 これは、四大種と 24所造色を了知し、照見する事であり、すなわち色業処(…