仏陀は、「定の準備」と、入定自在、住定自在、出定自在などとを、並列して述べている。
このことは、定の修習における準備作業の重要性を、存分に示している、と言える。
第一級の修行者にとって、定の準備(前行)は、最も大きなキーポイントであり、最も重要な作業であり、正式に座って、定の修習をする(正行)よりも、なお重要である。
定の準備が上手くいかない時、定の修習は非常に困難なものになる:
反対に、定の準備が上手くいけば、定の修習は、簡単で楽しいものになる。
(+ )(= )訳者。句読点原文ママ。(2-4につづく)
Idaṃ me puññaṃ nibbānassa paccayo hotu。
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>