あなたが最初の段階の修行を行う時、前行は、あなたにとって、重要なポイントであった。
ある程度の修行が進んだ後で、あなたが、あるレベルの定を体験するようになったならば、あなたにとって、結行と前行は、同等に重要なものになる。
以下は、我々はなぜ、「結行」の練習を重要視しなければならないのか、という理由である:
座禅・瞑想して定を修習することと、日常的な活動は、一つは静態で、もう一つは動態であり、両者の間には、相当の差異がある。
動から静であっても、静から動であっても、段階的な過度期が必要であり、突然急激に転換するのは良くない。
そうであるならば、心身に良くない影響を及ぼし、定の修習の成果に関しても、マイナスの作用を生じせしめる事が有る。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(2-23につづく)
Idaṃ me puññaṃ nibbānassa paccayo hotu。
★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。
ご協力、よろしくお願いいたします。
<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>