2、身軽快性・心軽快性
(kaya-lahut、citta-lahut)
身軽快性:心所の沈み込みがない事(活発である事)。
心軽快性:心の沈み込みがない事(活発である事)。
軽快性の障礙:緊張。
障礙の発生原因:過度に定の修習の目標を憶念する事。
矯正の方法:直覚的に、己が、定の修習における目標を体験していることを知っていれば、それで十分である。あなたの心をリラックスさせる。そうすれば、身軽安性と心軽安性は生じることができる。
3、身柔軟性・心柔軟性
(kaya-mudut、icitta-mudut)
身柔軟性:心所が目標に対して対抗しない、及び阻害しない事。
心柔軟性:心が目標に対して対抗しない、及び阻害しない事。
柔軟性の障礙:掴む事(定の修習の目標を強く掴み過ぎる事)。
障礙が生じる原因:心がしばしば分散する為、雑念が生じ、そのことによって定の修習の目標を、強く掴んでいたいと思いなす。
矯正の方法:あなたが心の中に雑念が生じていることを発見した時、軽く心を引き戻して、あなたの心をして、心をして、<今・ここ>において受け入れられるだけの事に向かわせるだけで良い。このように実践すれば、身柔軟性と心柔軟性は生じることができる。
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(2-16につづく)
Idaṃ me puññaṃ nibbānassa paccayo hotu。
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<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>