<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
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色業処
四界分別簡略法
仏陀は、簡略法または詳細法を用いて、色業処の指導をした。
《大念処経》の中において、仏陀は簡略法を指導した:
【次に、比丘たちよ。
比丘は、止まるにしても、立つにしても、その場所に処するにしても、界でもって、その身の観察をする:
”この身の中には、地界(pathavīdhātu)があり、水界(āpodhātu)があり、火界(tejodhātu)があり、風界(vāyodhātu)がある。”」】
我々は色業処を四界分別と呼んでおり、かつ、それらの特徴を通して、この四界を認知し様としている。仏陀は《法(集)論》の中において、12の特徴でもって、色法の解説をしている:
★
地=1)硬い。2)粗い。3)重い。
4)柔らかい。5)滑らか。6)軽い。
水=7)流動性。8)粘着性。
火=9)熱さ。10)冷たさ。
風=11)支持性。12)推進性。★
(訳者注:上記★~★の原文は、表形式である)
(7-7につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>