Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(9-18)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

(130/160)

前13種類の観智

合計16の観智があるが、我々は、前の四種類については、すでに論談した。

その内、以下の観智は、vipassanā の第一段階である、と言える:

(1)名色識別智(Nāmarūpapariccheda ñāṇa):

五取蘊を識別し、かつ分析する。

すなわち、過去、現在、未来、内と外、粗さと微細さ、劣等と優秀、遠と近の究極色法と究極名法を、識別するのである。

次の三種類の観智は、vipassanā の第二段階である。

(2)縁摂受智(Paccayapariggaha ñāṇa):

正順と逆順において、五蘊の縁起を識別する。

(3)思惟智(Sammasana ñāṇa):

諸蘊の無常・苦・無我の相を観照する。

(4)生滅随観智(Udayabbayānupassanā ñāṇa):

諸蘊の縁生滅と諸蘊の刹那生滅を観照する事によって、あなたは無常・苦・無我相の観智において、更に強くて力のあるものになる。

(9-19につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>