<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
第三節 観業処の第三段階
禅修行者は、同様の道理を用いて、八支聖道の八項目の要素が、どの様にして、観の修習の第三段階において生起するのかを、理解することができる。
まさに仏陀が《大念処経・入出息念部分》の中において、説くように:
【[3]彼が ’有身’(atthi kāyo’ti)の念を現起(現象)する のは、ただ智と憶念の為のレベルである(yāvadeva ñāṇamattāya paṭissatimattāya)。】
ここにおいて、仏陀は、禅修行者が、益々高度な観智の禅の修行に、邁進している事に、言及している。
(9-18につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>