Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

翻訳『禅修指南』(2-5)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

止禅心には、極光浄なる光明があるのであろうか?

そう、間違いなく(+あるのである)。

観禅心には、極光浄なる光明があるのであろうか?

そう、間違いなく(+あるのである)。

しかし、大多数の人々は、生滅随観智の段階の観禅心には、光が伴う事を知っていても、止禅心にも、光があることを知らないのである。

《増支部》の《睡意經》(Pacalāyamāna Sutta)において、マハーモッガラーナ尊者が、阿羅漢果を証悟する過程を、描写している。

この經の中において、仏陀は、マハーモッガラーナ尊者に、日を夜についで、光明(āloka)を強化して、昏沈と睡眠を克服する様にと、教えている。

《増支部》の《光明経》(Āloka Sutta)と《放光経》(Ābhā Sutta)の中において、仏陀は、四種類の光について言及している:

一、日光。

二、月光(星の光も含む)。

三、火の光。

四、智慧の光。

《睡意經》の疏鈔では、以下の四種類に言及している:

一、天眼通には、非常に強い光がある。

二、すべての遍には、光がある。

三、近行定に近い予作定(遍作定)から始まって、最高の止禅心までに、すべてに光がある。

四、観禅の光明随煩悩(染)、これは観智の光明である。

(2-6につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>