Sayalay's Dhamma book

仏教書の翻訳は2019年夏をもちまして一旦終了しましたが、2020年発生しましたコロナ禍により、修行者独習に供する為、『親知実見』を翻訳しています。過去に訳出した23冊は<菩提樹文庫>にて閲覧できます。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『親知実見』#17-7

観の修行者にとって、慧が強い事は、非常に良い事だ。というのも、唯一、充分に強力な智慧を擁する者だけが、無常・苦・無我の三相を徹底的に透視する事ができるが故に。

定と慧がバランスしている時にのみ、世間ジャーナ(lokiyajjhāna)は生起することができる。

仏陀は、この事は、出世間ジャーナ(lokuttarajjhāna)にも適用する事ができるのであり、かつ、定、慧はまた、精進と信とを合わせてバランスを保たねばならないと、教えている。

念はどの様な状況の下においても、必要である、というのも、それは、心を保護して、過度の信、精進または慧によって、躁動が生じるのを防ぎ、過度の定によって怠惰に陥る事も防ぐことができるが故に。

それは信と慧、定と精進、定と慧をバランスすることができる。

<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>