Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

栗ご飯と渋皮煮

吹く風が、少しづつ爽やかになってきました。般若精舎の庭にあった大きな栗の木は、虫に食われて枯れましたので、この春、シニアセンターの方にお願いして、根本から切り倒してもらいました。         でも幸い、隣の空き地(袋地)の栗の木が今年も沢山の栗の実を成らせていますので、さつそく栗拾いして、今日は栗ご飯でした(地主さんから許可頂いています)。                明日は、栗の渋皮煮を作ります。    鬼皮だけ剥いて、渋皮を剥かないまま作る渋皮煮の方が、簡単で美味しいと私は思うのですが、渋皮も剥いて作る栗の甘煮の方が簡単だ、渋皮煮は難しい、と言う人もいますから、人それぞれですね(渋皮煮は、渋皮に傷をつけると不味くなるので、皮を剥く時も煮る時も気を使う、と言いますが、私は、自分が食べるだけなら、渋皮に少し傷が付くのはOKにしています)。サヤレー。iPhone入力。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(7ー36)(私家版)

この様な人は、生命がただ一回(一世)限りではない事を、知らないでいる。今、あなたが大蛇を殺して、結果、あなたは生き延びたとして、今生に受ける業、来世に受ける業と、無尽業を残す事になる。あなたは、大蛇を殺した結果、30年ほど長生き出来るかも知れない。しかし、あなたの死後、今生受業が熟していないならば、この業は、無効業になる。もし、次の生で業が熟したならば、次の生において、あなたは大蛇になるかも知れない。殺される動物の体積が大きければ大きい程、業は重くなる。というのも、(殺す時の)時間が長いし、使用した気力も大きいからである。蚊を殺すのと、象を殺すのを比較するに、使われる力も、時間も異なるのである。文責:Pannyaーadhikaサヤレー。(緬甸パオ森林僧院ヤンゴン分院所属)

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(7ー35)(私家版)

持戒の功徳は不思議である。刀を放棄した後、大蛇もまた、彼を解放したのである。もし、大蛇に絡みつかれたならば、大部分の人々は、自分の命を守る為に、間違いなく、大蛇を殺そうとするであろう。何故であるか?というのも、衆生は、(己の)命に執着しており、己の命を貪愛しており、この様な困難に見舞われた時、己が五戒を誓ったことなど、忘れてしまい、己の命を守ることしか考えられなくなるからである。(7ー36に続く)文責:Pannyaーadhikaサヤレー(緬甸パオ森林僧院ヤンゴン分院所属)

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(7―34)(私家版)

そのため、何とかしなければならない、と思った。しかし、〘私は、今日、不殺生戒を持するが故に、蛇を殺してはならない〙という考えが、再び出現した。最後、彼は本当に大蛇を殺してしまってはならないと考えて、刀を脇に放り投げた。文責:Pannyaーadhikaサヤレー(緬甸パオ森林僧院ヤンゴン分院所属)

翻訳(日→中)<実用アビダンマ>(7-33)(私家版)

彼は身に一振りの刀を持っていたので、それを使って大蛇を殺そうと思った。しかし、彼は突然:「私は今日五戒を受けたばかりではないか。大蛇を殺してはならない」と思い至った。これを受戒離という。しかし、彼は大蛇に強く絡まれたために、徐々に呼吸が困難になってきた。そのため、彼はやはり大蛇を殺そうと思う。(7-34に続く)。文責:Pannyaーadhikaサヤレー(緬甸パオ森林僧院ヤンゴン分院所属)

 

翻訳(中→日)実用アビダンマ(7-32)(私家版)

久しぶりに翻訳再開します。ぱーり語フォント未発見につき、しばらく普通のローマ字入力となります。

2、受戒離;受戒の後、悪行から遠く離れること。スリランカに、ある農夫がいて、比丘とともに五戒を受けた後、畑に戻って仕事をしていた。彼の牛がどこかへ行ってしまったために、彼は牛を探しに出かけ、不注意が原因で、谷に落ちてしまい、その時、身体を大きな蛇に絡まれてしまった。(7-33に続く)

文責:Pannyaーadhika サヤレー(パオ森林僧院ヤンゴン分院所属)

 

 

一年たったえびす丸

     えびす丸(トイプードル。雄。保護犬。現在三才3ヶ月。)、我が精舎に引き取られたのが、去年の9月9日。無事、一年が経ちました。トイプードルは、聡明で活発。先日は、洗濯物を入れておく大きなカゴの中に潜って何やらいたずらしていました。名前を、私が勝手につけた<虹>から、血統書に書かれている<えびす丸>に戻しました。<えび〜!>と呼ぶと飛んできます。賢いです。トイプードルは、皮膚が弱いのが弱点らしいですが、えびす丸も2回、皮膚病になりました。痒い所(前足)をかじるので、エリザベスカラーを付けてやるのですが、これを嫌って、頭を振って、ぶん投げします。幸い、病院で出して頂いた、抗生物質で治りました。写真は、出窓に乗って外を見るえびす丸。サヤレー。iPhone入力。