＜ Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu＞ 1-4-8 四聖諦を体験・証悟する般若の智慧 １）苦を体験・証悟する智慧は、顛倒妄想を破り、除く事ができる。（顛倒妄想ーーすなわち、「心身は常であると妄執する」 など等。） ２）集を体験・証悟する智慧は、…

＜Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu＞ 1-4-7 道諦（第四聖諦） 道諦は、苦の滅へと、導き至る事のできる八聖道の事で、「Magga」は、道という意味である。 それは、涅槃へ通じる道であり、涅槃は、苦痛を滅し除く法（＝方法）である。 八聖道を奉じる…

＜Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu＞ もし、貪愛が完全に断じ除かれたならば、円満なる涅槃に到達し、阿羅漢果を得る事ができる。 もし、修行者が、貪愛の害を体験・体得できないのであれば、彼は涅槃ーーこれによって、苦を滅するーーに到達する事は…

＜Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu＞ 1-4-6 滅諦（第三聖諦） 涅槃は苦の止息（=止まる事）または、息滅（＝消える事）であり、泥洹と涅槃は同じものである。 涅槃は、煩悩と苦痛を断じ除く法（＝方法）である。 上記の事は、苦因ーー集（または三種…