2023-11-02から1日間の記事一覧
新しい一世の、一番目の心路過程は結生心を目標として縁に取るが、これらの速行心は、欲界邪見不相応無行の貪根心である。この心路過程が終結すると、有分心が生・滅し始める。心路過程が生起しないならば、有分心は不断に生・滅する。この様に心の流れは、…
結生心の後、16個の有分心が生起する。その後に、一個の意門転向心及び7個の「有欲速行」即ち新しい生命に執着する所の速行であるか、それらが生起する。苦集滅道の「集」は、合計3種ある。欲貪、有貪(即ち生命への貪愛)と無有貪である。人が母胎にい…
■心の相続流 故に、この様にして生まれ変わる者は、結生(心)が滅尽した後、即刻、同一の所縁を識知する所の、同じ種類の心(有分心の事である)を生起させるのであるが、それは河川の流れの様に、不断に流れて行くのである。心路過程が生起しないのであれ…
■生まれ変わりの法則 無色界の梵天が死亡すると、生まれ変われるのは、更に高度なレベルの無色界天だけになる。比較的低レベルの無色界天に生まれる事は出来ない。例えば、空無辺処の梵天が死亡したならば、識無辺処又は無所有処、又は非想非非想処に生まれ…
若い頃に、中村元博士翻訳のパーリ仏典を読んでいましたら、 『怒れる人々の間にあって、あなたは怒らない人になれ』とありました。。。 いやいや、無理でしょ! 孫の幸せの為に、家の事は祖母が奮闘してくれていましたが(父母が離婚した為)、一歩外に出れ…